小麦粉の加工にあたっては、生産設備の充実のみならず、原料のスムーズな搬入・搬出や保管をふくめたトータルな体制づくりが求められます。 その意味で、6万tクラスの船が横着けできる安治川河口という絶好の立地は何よりの強みといえ、私たちはこのメリットを最大限に生かした設備体制を実現しています。本船から最新鋭のサイロへ、そして工場へ。原料小麦粉の搬入・搬出は全自動の制御システムによって行われ、大幅な省力化とコスト節減につながっています。

情報化時代のビジネスを支えるのは、より迅速で確実な物流ネットワークです。私たちの営業倉庫部は、自社製品の保管を担うかたわら、農林水産省の保管倉庫として、広く物流に貢献しています。また、一般倉庫と比べて食糧の保管倉庫には厳しい環境基準が定められています。万全の品質管理を図るため、私たちはセキュリティ面や清潔さへの配慮に加え、温度と湿度のバランスや気密性など、徹底した保安管理を実施。つねに倉庫環境の水準アップにつとめ、皆様の信頼に応えています。